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花を楽しむためのヒント

花が好き、花を楽しみたいと思う方に色々な角度から花についてお話します。
花言葉から花の活け方、長持ちさせるための手入れや管理方法などなど。
また花につながる香りや色彩についても持っている知識を惜しげもなくお話します。

花と一口に言っても、生花 (フレッシュフラワー)・造花(アートフラワー)・ドライフラワー・押し花・鉢花と色々あります。
それらを使ってデザインをしていけてゆく事をフラワーアレンジといいます。
花瓶に活ける、オアシスにさすなど。
また保存方法としては、紙に挟んで圧力を加えて乾かす押し花、そのままの形で乾かすドライフラワーなどもあります。


切花を長持ちさせるには

切花を長持ちさせるにはいくつかのコツがあります。
1、第一に何といっても鮮度の良い新しい花を買う事
2、出来るだけ早く何らかの方法で水揚げをする
3、手入れをしてあげる
切り戻し
水替え 花瓶の中もよく洗う
4、花瓶に挿すときの水の量も結構大事
・浅水 
ガーベラやチューリップなどは水に深くつけると茎が腐りやすいので溶けてしまいます。また水を吸いすぎるとチューリップなどは首が下がってしまいます。花瓶の底3cmくらいの水で充分です。その代わり水がなくなってしまわないように気をつけてください。
・深水
6、延命剤(商品名クリザールなど)を入れる。
5、置く場所にも気をつけないと


切花の水揚げ方法1

水切り
水揚げの方法の中で一番簡単です。ほとんどの花に適しています。
買ってきたり庭の花を切って来た時などは花の茎が一時的にでも空気にさらされて乾いています。
切り口から空気が入ってしまい水が吸えない状態になっています。
そこで、切り口をよく切れるハサミで切り、すぐに花瓶に入れると良いでしょう。
バケツがあるのであれば水の中で切ってすぐに花瓶に挿します。
キクなどは金気を嫌いますのでハサミで切らないで手で折ってください。(手折り法)
買ってきたすぐの時ばかりでなく、3日に一度くらいこの方法を繰り返してください。
切り戻しともいいます。
その時は一緒に花瓶の水を取り替えて下さい。
花瓶の中も洗ってください。古くなった葉っぱも捨ててください。
切り戻しをしているとだんだん茎が短くなってしまいますので、入れ物も花瓶からコップに変えたりして長く楽しんでください。


水揚げ方法 その2

湯揚げ
湯揚げは聞き慣れない言葉かもしれません。
花の茎を湯につけてから常温の水に活けるて切花の水揚げをよくする方法です。
花束を頂いたけれど家に帰ってくるまで時間がかかって元気がなくなってしまった花に水を吸わせてあげるような時に有効な方法です。
先ず、新聞紙などで花全体を切り口の上5cmを残して包み、湯気があたらないように準備します。
切り口を1cmほど切り、すぐに熱湯に30秒位つけすぐに水に入れます。
熱湯に入れた時切り口から泡がぷくぷく上がってくるのが見えるでしょう。
茎から入った空気が出て代わりに水が入れるようになっている証拠です。
細いやわらかい茎の草の茎は煮えてしまう恐れがあるので10秒くらいで抑えた方が無難です。
熱湯と言うのは不安でしょうが是非試してみてください。
これで上がらなかったら番外編に書いてある焼く方法を試してみてください。
(すっかり水が下がってしまって再起が難しい場合もあります。)


切花の水揚げ方法その3

・根元をたたく方法

枝ものなど太い茎はハサミで切れない場合などはたたいて割って水揚げします。
太い枝は金鎚でたたいて下さい。切り口から3cmくらいまで。
切り口を縦にハサミで十字に切れ目を入れるだけでも効果はあります。
とにかく水に触れる面を増やす事が大事です。
たたいたらすぐにバケツの水に入れてください。
枝ものの場合水揚げの後1時間はなるべく深い水につけておくと良いでしょう。
水が上がったと思ったら水を減らして、せいぜい10cmくらいで充分です。


切り花の水揚げ方法 番外編

あまりポピュラーな方法ではありませんが切り口を焼いてしまうという方法もあります。
通常の水揚げを試しても何らかの理由で水が上がらない場合に非常手段として焼く方法を採用する事も出来ます。
ガス台の火で構いません。切り口が真っ黒に炭化するまで焼いてしまってください。
消毒にもなりますし炭化したことにより水の吸い上げが簡単になり、水が上がるという仕組みです。
バケツに水を用意しておいて焼いたらすぐに水につけて下さい。
花は必ず新聞紙できっちり来るんで炎があたらないように気をつけてください。
新聞紙も燃えやすいので気をつけて下さい。
但し、枯れかけてしおれている花はこれをやっても無効です。
あくまである程度の鮮度のあるうちに試してください。


頂いた質問にお答えします。

買う時に何に注意したらいいですか
花屋に入ってみるとつい目移りして迷ってしまいますね。
目的を忘れずに選んでください。
花瓶や置く場所などを思い出して。
小さい花瓶しかないのに大きなユリを買ってしまっても困りますよ。
花ばかりでなく枝ものや葉ものも一緒に買うと活けやすくなります。
店頭に花束でSaleで売っているものはたいていその日の仕入れのものではありません。長く楽しみたいのであれば少し高くても新鮮な方がお奨めです。
これからの季節は冷蔵庫で保管してあった花を急に暑い常温に出すと傷みが早くなるなる場合もあります。特に五月以降夏場は炎天下にさらさないように注意が必要です。

いつ買うと新鮮な花が買えますか?
花屋は月水金曜日の朝に市場で花を仕入れます。
市場から帰って来て水揚げをします。
水揚げ後店頭に並べますので早くても昼頃になるでしょう。
したがって月水金曜日の午後が一番良い時でしょう。


植え替え

Q 植物の植え替えをしたいのですが、どうしたら良いでしょうか?

 
植え替える前に考える事があります。
その植物を大きくしたいのか否か。
つまり、鉢を一回り大きくするかどうかです。
大きくしたいのであれば現状より大きな鉢を用意してください。

用意する物
1、培養土
園芸用作られている土を培養土と呼びます。腐葉土、黒土、赤玉土
などがバランスよく配合されています。
観葉植物用、バラ用など色々ありますが一般的に培養土として売
られているもので充分でしょう。
ただし、量販店などで売っているやたらに安いのは考え物です。
消毒がしていない場合があり、後で病気や虫の原因にもなります。
2、鉢底用の軽石または赤玉土
3、鉢底穴用ネットまたは石
4、シャベル
5、植物が弱っている時は植物活力素(商品名はメネデール。芽も
根もよく出るからこの名前。分かりや すいネーミングです。)
6、菜箸(鉢の深さくらいの長さの棒でも可)があると便利です。
7、水 出来ればホースを使ってふんだんに出せるといいですね。

では始めましょう。

1、鉢から植物を出す。
 根が張ってしまって下の穴から出ていて出せない場合などは躊躇
せず切って構いません。
詰りすぎで出せない時はシャベルを使って下さい。
プラスティックの鉢の場合は鉢の周りとたたくと出やすくなります。

2、根の処理をする。
それぞれの場合にもよりますがグルグルと周っている根は半分位ま
で切っても大丈夫です
現状の鉢に植え替えるときは容積の半分くらいは新しい土が入る程
度まで処理をして下さい。
大きな鉢にする時はそれほど始末しなくてもいいですけれど、ある
程度は根を整理して下さい。
古い根は働いていませんので腐る原因になりかねません。

3、鉢を用意する。
まず、鉢をきれいに洗って、カビやコケやゴミを洗い流す。

4、鉢底の穴にネットか石を置いて土が流れ出さないようにする。

5、一番下に軽石、または赤玉土を2センチほど敷く。

6、植物を中心に置き、土を周りから少しずつ入れる。
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この時に予め培養土に水をかけて湿らせておくとよいでしょう。
培養土はすっかり乾いていますので、乾いたまま植え込むと根が干
上がってしまいます。
後で水をたっぷりかけますがそれでも水が行き渡りにくい場合があ
るのでここで土に水を加えてしっとりさせておくと安全です。

7、土を落ち着かせる。
根の周りに入れた土はまだしっかりと入っていないのでぶかぶかで
しょう。
ここで菜箸の登場です。根をいためないように鉢のすぐ内側を箸
でつついて土を押し込んでゆきます。
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この時、植物が曲がっていないか確かめてまっすぐに直して下さい。
箸でつつきながら根をしっかり収めてください。
根を傷つけないように注意してください。
箸で押し込んでゆくと土がもっと入りますので足して下さい。
最終的には鉢の淵より2cmほど下がった所が土の最上面になるまで。
土を入れすぎると水を上げた時に土が流れ出てしまいます。

8、水を上げる。
普段の水やりの時以上に水を上げます。
植え終わったらしっかり上げます。
もう一回上げます。さらに10分ほどしてからもう一回上げます。
30分後にもう一回上げます。しつこく。

9、そして、最後にメネデールを水に薄めたものを撒きます。
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肥料と植物活力素はちがいます。この段階で肥料はあげません。
肥料は少なくても一週間後からにして下さい。

10、鉢底から水が出なくなったら完了です。
もし、時間と場所が許すのであれば、明日になってからもう一度水を
たっぷりと上げてください。
前回にも書きましたが水やりがポイントです。
一回に上げる量はいくらでもいいです。
植え替えた次に日にもう一度上げるのは構いませんが、それ以降は時
間をあけてください。

先週の水の上げ方を参考にして下さい↓
http://www.groves.jp/archives//000741.html

植替え直後は直射日光は避けてください。

ふーーとため息が聞こえそうです。
でもやってみればそう難しい事ではありません。
きっと、鉢の中の根の様子を見て「もっと早く植え替えてあげればよ
かった」と思いますよ。
けなげに耐えていたんだな・・と。

ご質問は出来る限りお答えします。
どうぞお気軽にメールを下さい。
hana@groves.jp

では Good Luck!!